B型肝炎訴訟で、政府が和解に向けて協議?

 早朝の日テレニュースで、全国B型肝炎訴訟に関して、「9日に鳩山首相と関係閣僚が会議を開き、和解に応じることを決定する方向で最終調整していることがわかった。補償額や対象者の範囲は原告側と話し合う方針で、最終的な和解には時間がかかる見通し。」と報道されていました。
 原告団は、これまで繰り返し、厚生労働大臣、首相をはじめとする担当6閣僚にたいし、原告の声を聞くための面談を求め、断られてきました。札幌地裁での和解勧告後も、福岡で1名、大阪で1名の原告がお亡くなりになっています。
 一刻の猶予も許されないことは明らかであり、政府は、5月11日、12日に、担当閣僚と原告団との面談に応じ、速やかに原告団との和解協議にはいるべきです。
なお、本日14:00から、B型肝炎東京訴訟の口頭弁論期日が開かれます。その前の12:00から、厚生労働省前に全国の原告団弁護団が集まり、早期全面解決を求める行動を行います。