2024年10月26日、日本経済新聞の朝刊の書評のページで、「日本のデジタル社会と法規制」が紹介されました。
「活字の海で」というコーナーで、「個人データ、AI時代にどう活用 保護とのバランスを考える」との見出しで、瀬川編集委員がビジネス書とともに紹介されています。
この書籍は、昨年発行したもので、ちょうど1年になります。
日本弁護士連合会の編集であり、人権や民主主義の擁護のためという視点に貫かれていますが、その内容は中庸で、今なお、あるべき法制度を考えるに当たっては、参考になる視点に富んでいると思います。
2022年に人権大会でこのテーマでシンポジウムをした際、デジタル庁の考え方、課題、自治体における行政事務の非効率性とデジタル化の関係などを考察するに当たり、日経新聞の記事がとても参考になりました。
毎日、読み通すのに2時間以上かかってしんどいですが(最近では、スポーツ記事や、再審事件の報道なども手厚く、読み応えがあるように思います)、これからも市民に有益な情報が提供されることを期待したいと思います。