衆議院厚生労働委員会でのB型肝炎に関する質問

2010年8月3日、15:20から、衆議院厚生労働委員会が開かれました。
自民党の大村議員は、「母子手帳の代わりになるものは何なのか。早く示すべきだ。」と追及しました。しかし、長妻厚生労働大臣は、「現在検討中であり、次回の和解期日である9月1日には回答する予定です。」という官僚答弁しか行いませんでした。
 大村議員は、さらに、「そもそも、賠償額など、和解案の全体像をまだ示していない。裁判所も早急に全体像を示すよう求めているではないか。9月1日に示すのか。」との追及をしました。これに対しても、長妻大臣は、「全体像を示せるかどうかも含めて検討中である。9月1日には回答できるものを回答する」という趣旨の官僚答弁しか行いませんでした。
 民主党の福田議員は、「和解が速いペースでは進んでいないのではないか。」という質問を行いましたが、長妻大臣は、「7月6日に最初の見解を示し、7月28日に原告側の反論を受けたので、次回9月1日にこれに対する見解を述べる予定である。」という従来通りの答弁しか行いませんでした。福田議員は、最後に、「薬害肝炎でも政治決着で解決したので、一日も早い政治決着をお願いします。」と述べました。