B型肝炎九州訴訟を支援する学生の会が発足

 2009年7月9日18:15から行われた会議に、7月1日の第5回口頭弁論期日の傍聴を行った約30名の学生さんたちの代表者が出席され、B型肝炎訴訟を支援する学生の会を発足させることが決まりました。
 法廷傍聴を呼びかけるほか、ブログを立ち上げたり、シンポジウムを開催したりする予定です。
 代表となった吉井華子さんは、九州大学2年生で、B型肝炎九州訴訟の第1回期日から法廷傍聴をしてくれています。会を傍聴した記者の方達に、「学生の視点で情報を発信したい」と語りました。
 7月1日の期日に出席してくれた学生さんたちの多くは、今年の5月と6月に、原告・弁護団九州大学西南学院大学福岡大学久留米大学筑紫女学園大学を訪れて、被害の話や裁判の話をし、傍聴支援を訴えたことに応えて、雨の中駆け付けてくれました。
 西南学院大学3年の朝日隆仁さんは、「原告の方の話を聞いて、理不尽な話だと思いました。わずかでも何か力になりたいと思いました。」と語りました。
 弁護団の小宮団長は、「HIV訴訟でも、薬害C型肝炎訴訟でも、学生さん達の支援で裁判が大きく動いた。一緒に社会に問題を訴えて、早期解決のためにがんばりましょう。」とあいさつをしました。