住基ネット訴訟結審

10:30から、福岡高裁で、住基ネット訴訟の結審弁論が開かれました。
弁護団の村井団長、原告の石村善治先生、矢野さんが意見陳述を行いました。
最高裁判決が前提事実としている、大阪高裁判決結審時以降に愛南町等の漏洩事件が起こっていること、しかも、福岡高裁においては、自治体の現場におけるセキュリティーが脆弱であることが明らかになっていることなどから、最高裁判決にかかわらず、厳格な判断がなされるべきことなどが訴えられました。
判決言い渡し期日は、9月29日13:30に指定されました。
憲法上の「法の支配」をになう裁判官の良心に基づく判断を期待するところです。