2011年12月28日13:30から、全国B型肝炎原告団は、厚生労働省前で、菅首相が、原告らに約束していた年内解決の政治決断を行わなかったことに対する抗議と、B型肝炎被害者に対する謝罪と解決の政治決断を求める、座り込みを開始しました。
座り込み現場には、民主党の山井和則議員と、共産党の高橋千鶴子議員が駆けつけました。
高橋議員は、「こんなに寒い中、闘病している被害者を座り込ませる菅政権は無責任です。先日、年内解決がどうしてできないのかと、社民党の阿部知子議員と一緒に、岡本政務官に話を聞きに行きました。岡本政務官は、『2兆、8兆という話が出ていたが、あの数字が過大だったことについては、政府も承知している』と話していました。政治決断で、謝罪することも年内解決をすることも可能なはずです。これからも強く政府に早期解決を求めていきます。」と話されました。
福岡、大阪、東京から、学生支援の会オレンジ・サポートの皆さんが駆けつけてくれました。
15:00から、首相官邸前で抗議行動を行いました。
その抗議行動中、細川厚生労働大臣が、原告団と面談するという連絡がありました。
衆議院議員会館で、細川厚生労働大臣の面談が行われました。
細川厚生労働大臣は、年内解決ができなかったことについて、原告団に謝罪しました。
16:45から、厚生労働省前で、オレンジフラッグを用いた抗議行動を行いました。
みんなの党の川田議員が応援に駆けつけました。
川田議員は、「菅首相は、『国民の理解』が必要と言っているが、被害者こそ国民だ。薬害エイズ訴訟の時に政府を責め立てていた菅首相はいったい何をしているのか。あのときの政府と全く同じではないか。こんな無責任な政権は、直ちに解散総選挙で、国民の信を問うべきだ。」と訴えました。