2010年12月3日16:00から、衆議院第2議員会館第2会議室で、B型肝炎原告団からの、公明党のヒアリングが行われました。
http://www.komei.or.jp/news/detail/20101204_3950
今回、初めて、党首である山口那津男議員が参加されました。
また、キャリア被害者を切り捨てない、早期全面解決に向けての具体的な行動予定が示されました。解決に向けて、大きく前進しました。
以下、参加された議員の方々のご挨拶の要旨です。
赤松正雄議員
自公のB型肝炎問題勉強会で、国会での言葉のもて遊びとも言うべき、政府の無責任な答弁がよく分かった。
自民党の田村議員とも話をしている。
12月7日の後に自公の勉強会を開き、他の野党にも呼びかけ、民主党にも呼びかけ、無症候性キャリアも救えるような年内早期解決の呼びかけをしたい。
古屋範子議員
衆議院厚生労働委員会で、参考人質疑の実現に向けて協議をしてきました。原告団弁護団をお呼びすることが目的でした。民主党から原告団の召致は許さないと言うことになってしまい、最大限抵抗いたしました。
私は、原告の皆さんに成り代わったつもりで質問させていただきました。
B型肝炎問題について、政権与党として逃げ回っていては許されない。
大口義徳議員
キャリアは、ウイルスが入っていること自体が損害です。気がついたときから20年で十分、理論は構築できます。
山口那津男代表
一人の人間として、キャリアの被害を救済したい。
ウイルスが入っていること、いつ発症するか分からないという不安にさいなまれていることが被害である。除斥期間は、解決を長引かせた方が得だとなっておかしい。
一人の弁護士として、訴訟の場で解決できることには限りがある。現行法だけを適用するのではなんの知恵もない。弁護士の役割としては、司法の狭い土俵だけでなく解決しなければならない。同じ状況で苦しんでいる方の解決も目指さなければならない。
一人の政治家として、この課題を先送りしてはならない。
解決のルールを作って、決断しなければならない。
全国会議員が、党派を超えて、どう誠意を尽くすかにかかっている。
与党、野党の皆さんと話し合って、国民の皆さんからみて納得のいく解決、原告の方、同じ立場の方からみて納得のいく解決をしなければならない。
最大限の努力をさせていただきたい。皆さんのお声を真摯に受け止めたい。