座り込み2日目

激励する大村議員

 2010年4月7日、全日に引き続き、全国から集まったB型肝炎訴訟の原告団弁護団、支援約70名は、厚生労働省前で座り込み行動を行いました。
 前日とはうってかわって、10度前後の寒空と、小雨の降る悪天候に、貼るカイロなどで身を守りながらの座り込みとなりました。
 午前中、内閣府まで行進して首相宛解決を求める請願書と、仙谷大臣宛面談要請書を提出しました。
 午後、厚生労働大臣に対して、和解協議に入らないこと、面談を行わないことに対する抗議文を提出し、さらに重ねて速やかに和解による解決と面会を求めました。
 自民党大村秀章議員は、午前中の国会質問で、B型肝炎訴訟の問題について、長妻厚生労働大臣にたいし、和解協議にはいるかどうかの検討が進んでいないではないかという追及を行い、山井政務官に対して、野党時代の、B型肝炎訴訟は、和解によって解決すべきだという考えに変わりはないのか、という点について追及しました。また、午後には、座り込みをする原告らに激励に訪れ、「民主党は、野党の時には被害者の声を聞け、原告と面談せよと言っていたのに、自分が責任者になると会おうともしない。薬害肝炎の時には、自民党サイドからもいろいろ面談に努力してきたのに、民主党にはそういう姿勢すらなく不誠実だ。」と厳しく民主党の態度を批判しました。
 共産党小池晃議員も激励に訪れ、「命を守るという鳩山政権は、命に向き合おうともしていない。協議に入るように求めているだけの和解勧告に、なぜする応じると言えないのか、直ちに和解のテーブルに着くべきだ。」と政府の対応を批判しました。
 結局、面会は実現しませんでしたが、原告らは、さらに面会と和解協議にはいることを求めて、4月20,21日に東京に集結することを確認して、第一段の座り込み行動を終えました。