B型肝炎訴訟に首相「高い関心」

 2010年3月2日の北海道新聞に、「B型肝炎訴訟に首相『高い関心』」と題する記事があります。
 この記事によると、3月1日、鳩山由紀夫首相は、全国B型肝炎訴訟について「命を守るという立場からB型肝炎に対してもたいへん高い関心を持っている。」「訴訟がどのようになっていくか必ずしも見えていない段階なので、それ(訴訟の行方)を待ってから内閣としても(対応を)検討していこうと考えている」と語ったそうです。
 通常国会の冒頭でも繰り返し述べられた「命を守る」という鳩山首相の重要な関心事項であることが明確になり、B型肝炎訴訟解決への機運が高まっています。
 裁判所による所見が出されれば、全国383名の原告ら、ひいてはすべての被害者の早期解決に近づきます。
 3月12日の北海道訴訟が注目されます。