B型肝炎北海道訴訟第1回期日

10:00から、札幌地裁で、B型肝炎北海道訴訟第1回期日が開かれました。
訴状、答弁書の陳述にあわせて、原告と原告代理人による意見陳述が行われました。
原告の清本さんは、肝硬変患者としての現実の生活での困難を訴え、国による早期解決を求めました。
佐藤団長は、本件訴訟の意義・目的と、求められる審理について、奥泉事務局長は、訴状における主張の要旨を、福岡の小宮団長は、国民の生命・健康を守るべき厚生労働省が引き起こした生命・健康被害に対する国の責任の取り方を、それぞれ述べました。
国が、答弁書で、すでに決着済みである父子感染問題を蒸し返していること、また「その後の知見」に対する釈明を求めていることなどに対する反論を準備することとし、次回期日が10月10日15:00に決まりました。
弁論、進行協議、記者会見終了後、全国連幹事会が開催され、弁護団で分担して、当面の共通の課題について対応することを決めました。
いよいよ本格的な訴訟活動が始まります。