首相官邸前抗議行動

官邸前抗議行動

 2010年4月21日、10:00から、日比谷公園カモメの広場において、全国B型肝炎訴訟原告団の座りこみ抗議行動を開始しました。
 14:00から、首相官邸前で、抗議行動を行いました。薬害肝炎訴訟の時に、首相官邸前抗議行動で激励に訪れた仙谷大臣は、現在、内閣府内と、首相官邸内にオフィスを構えていますが、原告らと会うどころか、原告団弁護団を無視した官僚主導の政府内協議を進めています。
九州からはるばる夜行バスで駆け付けた支援の学生さんを中心としたパネルによる抗議行動も行われました。
 責任ある回答ができないから面談できないという論理は、野党時代の民主党議員の考え方を全否定するもので、その矛盾は誰の目にも明らかになっています。
 また、原告らの声も聞かない官僚主導での政府内密室協議で「責任ある回答」が生まれるのか、原告らは疑問を持っています。
 余命をあと2年と宣告されている肝ガン被害者を何ヶ月も放置する民主党の対応は、5月14日の回答のハードルを自ら高くしています。もはや5月14日には、その場しのぎのいい加減な回答では、原告は納得しないところまで来てしまったと言わざるをえないでしょう。
 全国から集まった、原告・弁護団の数は2日間でのべ140名に及びました。
 原告団代表の谷口さんは、さらに5月11,12日に再び全国から原告が結集することを告げ、厚生労働大臣への面談と、政府内での協議内容の説明を求める文書を厚生労働省に提出しました。